関西広域の産業創出と"けいはんな学研都市"での先端研究等を紹介するため、先端シーズフォーラムを開催しています。
これまでの先端シーズフォーラム
- 「"熱"エネルギー再発見 ~墓場をゆりかごに変える先端技術~」
2020年2月13日(木)開催現代社会は、多くのエネルギーを消費し豊かな暮らしを実現しています。しかし、利用されているのはその一部であり、多くは"熱"となり空間に放出されます。そのため"熱はエネルギーの墓場"とも言われます。そうした"熱"を利用する研究・技術開発が進められており、将来はエネルギーの"墓場"が新たなエネルギーの源として"ゆりかご"になり、国連のSDGs実現につながるかもしれません。
講演の後は、会場からの質問への回答などを通じて"熱"利用について考えました。鈴木 洋 氏 (神戸大学 大学院 工学研究科 教授・博士[工学] 複雑熱流体工学研究センター長)
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中村 雅一 氏 (奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 物質創成科学領域 教授・博士[工学])
- 「"メタン"を"メタノール" に変換 常温常圧の次世代技術」~「バイオインスパイアード触媒」と「光化学」による挑戦~
2019年8月22日(木)開催現代社会は、様々な化学製品やエネルギーにより利便性の高い暮らしが形作られています。この多くは海外の石油に依存しており、将来の供給などに備えることは大切です。この対応の一つとして「メタン」を効率よく酸化し、より利用しやすく変換する仕組みが研究されています。
これは、国連サミットで採択された目標であるSDGsにおける「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」、「7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」、「13.気候変動に具体的な対策を」への具体策にもつながります。これらの発表内容について、会場の質問に回答すること等を通じて、皆さまと共に考えました。
人見 穣 氏 (同志社大学 大学院 理工学研究科 教授・博士[工学])
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大久保 敬 氏 (大阪大学 高等共創研究院 先導的学際研究機構 教授・博士[工学])