2018年度の先端シーズフォーラム
- 気候変動時代を生きる ~植物と微生物の共生による農業先端技術~
2019年1月29日(火)開催気候変動の影響は、人の生活のみならず、将来の食料を含む植物の生育への影響も懸念されます。国連で採択されたSDGsにおいても「13.気候変動に具体的な対策を」として、対策が求められており、様々な研究・技術の開発が行われています。
今回は植物の生育に不可欠な土壌、その中に広がる微生物の世界に着目します。植物と共生する微生物の力を最大限活用し、植物の生育を促し、これを新たな農業技術、さらには医薬利用等に高めていく。こうした研究や技術の開発の現状と将来展望について、第一線の有識者からご紹介いただきました。
東樹 宏和 氏 (京都大学 生態学研究センター 准教授・博士[ 理学])
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晝間 敬 氏 (奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス領域 助教・博士[農学])
綱澤 啓 氏 (シャープライフサイエンス株式会社 マーケティング統轄部) - 「超音波が切り拓く新たな世界」~強力超音波による"見る・動かす・測る"の先端~
2018年8月29日(水)開催約200年前に発見された「超音波」。20世紀には、その音波の振動を動力的面や信号など、その特徴を活かして様々に利用され、社会に浸透しています。さらにエレクトロニクス技術の進展に伴い、今日おいてもなお、これまでにない応用・利用方法について広がりを見せています。
今回は、「強力な超音波」に焦点を当て、その利・活用に関する新たな研究・開発や今後の新展開について皆さまと考えを深める機会としました。
小山 大介 氏 (同志社大学理工学部 電気工学科 教授・博士[工学])
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大隅 歩 氏 (日本大学理工学部 電気工学科 助教・博士[工学])
大久保 佳洋 氏 (株式会社ジーネス システム開発部 課長)
2017年度の先端シーズフォーラム
- バイオマス利用研究の大海を未来に向けて進む舟
2018年2月1日(木)開催現代社会のあらゆる分野を支え、利便性の高い生活環境を形作っている化学製品やエネルギー。その多くは有限な石油に由来しています。
持続的に発展する未来を見据え、化学原料やエネルギーの確保策の一つとして、現生生物資源(バイオマス)を由来として、化学原料やエネルギーづくりにつなげる研究・開発が、様々な課題に直面しながらも進められています。
その研究の一端を紹介していただくとともに、社会への実装に向けて取組まれている担当者をお招きして、今後のバイオマス利用に向けた課題と方向性について、議論しました。宮藤 久士 氏 (京都府立大学大学院 教授・博士)
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乾 将行 氏 (地球環境産業技術研究機構 主席研究員・博士)
山田 竜彦 氏 (森林研究・整備機構 森林総合研究所 新素材研究拠点長)
堀 哲也 氏 (日本乳化剤株式会社 企画開発部 担当部長) - 地域の文化と自然を活かした"観光"を考える
2017年9月7日(木)開催
2016年度の先端シーズフォーラム
- 社会の高齢化に向けての挑戦 ~ 建設構造物の現状と課題、そして対応 ~
2017年2月7日(火)開催社会のインフラが置かれている現状や、抱えている課題や問題点、それらへの対応に向けた研究の一端についてお話をしていただくとともに、関西光科学研究所内の実験室に移動し、設備の見学を通じて、参加者には高出力レーザーの応用技術への理解を深めていただきました。
塩谷 智基 氏 (京都大学大学院工学研究科 特定教授)
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錦野 将元 氏 (量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所 X線レーザー研究グループリーダー) - ビッグデータの利・活用が拓くAI、IoTなど新たな 価値創造の可能性
2016年12月7日(水)開催世の中に存在するさまざまなデータ、いわゆる"ビッグデータ"を、どのように捉えて分析・活用するのかをテーマとして、3部構成の講演を行いました。
竹村 彰通 氏 (滋賀大学データサイエンス教育研究センター教授 センター長)
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鳥澤 健太郎 氏 ((国研)情報通信研究機構 データ駆動知能システム研究センター長)
木村 礼壮 氏 ((株)バズグラフ プロジェクトパートナー(株)エスペラント 代表取締役社長)
西本 光治 氏 ((株)バズグラフ 代表取締役)