けいはんな学研都市には、環境・エネルギー、情報通信(ICT)、バイオサイエンス、光化学・ナノサイエンス、ものづくりなど多様な分野の先端的研究機関や大学、企業が集積し、活発に研究活動などが行われています。

(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)

fMRIを用いた精神疾患の治療(デコーディッド・ニューロフィードバック)方法の開発やネットワーク型BMI(ブレインマシーンインターフェイス)の研究開発による高齢者や要介護者の生活自立支援など、脳情報科学、ライフサポートロボット、無線通信の分野を中心に研究開発に取り組んでいます。

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自立的な日常生活を支援する「ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース」(ATR)
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「ネットワーク型ブレイン・マシン・インタフェース」(ATR)
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fMRI等を用いた脳の研究


情報通信研究機構(NICT)

情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関として、情報通信技術(ICT)の研究開発を推進しています。けいはんな地区では、データと情報から知識・知恵へ、情報分析技術を社会知解析技術に発展させるための研究開発、言葉の壁を越えるための多言語音声翻訳技術の研究開発を実施しています。

先進的音声翻訳研究開発推進センター(ASTREC)

グローバルコミュニケーション計画の中核的な研究拠点として、多 言語音声翻訳技術の研究開発を実施しています。

ユニバーサルコミュニケーション研究所(UCRI)

Web等に存在する大量のテキストを深く意味的に分析し、情報の 価値ある組み合わせや、価値ある仮説を柔軟な入力を元に提示で きる技術を開発しています。

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VoiceTra( ボイストラ)スマートフォンを用いたネットワーク型多言語音声翻訳サービス
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WISDOM X http://wisdom-nict.jp/
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DISAANA http://disaana.jp/

量子科学技術研究開発機構(QST)関西光科学研究所

世界トップクラスの超短パルス高強度レーザーであるJ-KARENレーザーをはじめとする高強度レーザーを開発し、レーザー加速技術による粒子線がん治療器にも応用可能な小型加速器の開発、レーザーを用いた遠隔・非接触で短時間にコンクリート内部の欠陥を検知できるレーザー欠陥検出法の実用化やレーザーを用いた手のひらサイズの非侵襲血糖値センサーの開発等、高強度レーザーの学術応用や医療・産業応用に取り組んでいます。

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レーザーを用いた手のひらサイズの非侵襲血糖値センサー。針を刺さずに採血不要。指で触れるだけで測定することができるので、手軽に日々の血糖値管理や健常者の糖尿病予防にも役立ちます。また、病院等で患者の血糖値測定を行う医療従事者の採血やデータ入力の負担軽減、ひいては、治療のスピードアップ化につながるものと期待されます。

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高強度レーザーJ-KAREN(QST)
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高平均出力レーザー QUADRA-T(QST)

地球環境産業技術研究機構(RITE)

地球温暖化対策技術のCOEとして、発電所や製鉄所などの排気ガスからCO2を分離回収し、地中へ貯留するCCS技術、非可食バイオマスから燃料や化学品を生産するバイオリファイナリー技術、様々な温暖化対策技術を分析・評価し、効果的な温暖化対策・政策の立案に役立つシナリオの策定、水素社会に不可欠な水素の分離・精製などへの適用が期待される無機膜の研究など、革新的なエネルギー・環境技術の研究開発を行っています。

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X線CTによる岩石の観察
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微生物を利用した非可食バイオマスからのバイオ燃料・化学品生産
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COURSE50プロジェクトにおける
CO2分離・回収実証プラント「CAT-30」