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1:コンソーシアムについて

■1: 会長挨拶 2016523日設立総会挨拶骨子)

   けいはんなR&Dイノベーションコンソーシアム会長を仰せつかっております、大阪大学総長の西尾でございます。
   けいはんな学研都市は構想から30年が経ちました。この間、世界の先進国は、国家を挙げて、成長分野への投資を行っており、コモディティ化に対抗した新たな高付加価値製品やサービスを生み出すことにしのぎを削っております。また、産業構造は垂直統合から水平統合に大きく転換し、IoTの更なる発展と共に、オープンな事業展開が今まさに強く求められています。米国では、アップル、グーグルに続き、テスラの電気自動車やウーバーの新しいタクシー配車サービスなど、新たな産業構造をリードするサクセスストーリーなどを数多く生み出し、世界をリードしようとしております。最近躍進している世界的企業は、技術力の優位性のみでイノベーションを起こしてきているのではなく、ユーザーオリエンティッドで、マーケティングとセットで革新が行われているといえます。
   日本が持つ技術力は確かなものではありますが、イノベーションを起こすためには、技術力に加え、未来の市場を見据えたマーケティングの取り組みが不可欠だと考えられます。また、個別の組織単独による取り組みだけでは、投資という観点でも、時間的観点でもリスクが大きく、成功確率も低くなります。
   本コンソーシアムは、人文学・社会科学系の知見も交え、未来マーケティングの考え方、デザイン理論等を活かした新技術・新商品創出、けいはんなの立地を活かした共同のフィールド検証実験の場の提供、更には人材育成、教育プログラムの大学と共同での提供などを行い、オープンイノベーションを基軸に、産官学連携や異業種連携、研究開発成果の利用を促進し、新事業、新産業創出に寄与しようというものでございます。
   これからの一年間は、新たな商品・サービスや事業創出を目指し、ここにご参画いただいた会員企業の皆様にとって、本コンソーシアムが真に役立つのかが試されることになります。各社が背負う課題が深刻であればあるほど、ここでの活動がより情熱的なものになり、そのような人達が集まり、様々なディスカッションを重ねれば、必ず新しい「もの」、あるいは、「こと」が発想され、市場づくりを想定した新しいビジネスとして成長できるものと期待しております。
   以上、コンソーシアムを代表しての挨拶とさせて頂きます。

 

        

 


■2: 目的 および 運用の基本方針

(目的)
「けいはんなR&Dイノベーションコンソーシアム」は、新事業・産業創出に向け、オープンイノベーションを基軸に、産官学連携や異業種連携、研究開発成果の利用を促進し、事業化・産業化を加速することを目的とする。

(運用の基本方針)
オープンベースで自由な意見交換を公知情報に基づき実施する場をNDA不要、無償にて会員に提供し、そこから誕生する産学官・産産連携に対し会員相互の利益確保を図るための仕組みをNDA締結、非公開にて提供することで、本コンソーシアムが掲げる目的の達成に努める。
  (詳細は、運用規程' (事業)'条項を参照)

 

  <補足>運用の概念図